2016年4月3日日曜日

2016年度目標

つくばでもサクラが開花し,職場(産業技術総合研究所,略して産総研)のサクラも見頃になってきました.ただし,満開まではもう一息のようです.


新年度を迎えたこともあり,サクラをながめながら2016年度の目標を考えていました.2016年度は,①研究成果を国際誌に筆頭で2本受理させる,②海外研究者との共同研究について科研費(外部研究資金)を研究代表者として応募する,③海外学会での英語で口頭発表を行う,を達成して海外へ視野を広げる1年としたいと思っています.今年度は研究打ち合わせや国際学会発表のためにアメリカに2回行く予定です.
海外研究者と話をして強く感じるのは,海外研究者は研究者の研究成果の生産性をよく見ていることです.日本では「業績主義に偏っているために革新的な挑戦的な研究をやりにくい」と言われる昨今ですが,研究成果は論文として確実に公表まで行うことで,研究者としての顔が示すことができることを強く感じます.論文がなく,「私はこの問題について○○を考えていますよ」と言うだけでは通用しない厳しい世界です.その研究者の世界で感じる緊張感を常に忘れず,2016年度の研究を進めていきたいと思います.

0 件のコメント :

コメントを投稿