今週は研究打ち合わせでアメリカ西海岸に来ています.
サンフランシスコ国際空港に到着し,鉄道を乗り継いで,アメリカ地質調査所(USGS)があるメンロパークへ移動しました.空港からはBART(写真上)と呼ばれるサンフランシスコ/ベイエリアの各地をつなぐ公営高速鉄道システムに乗り,途中で,カルトレイン (Caltrain,写真下)と呼ばれるサンフランシスコとシリコンバレーを繋ぐ鉄道に乗り換えました.
下の写真はUSGS最寄り駅のメンロパーク駅の駅舎です.
USGS(写真下)での打ち合わせ2日間では,午前午後それぞれ30分間隔で15人ほどの研究者と個別に議論する慌ただしいスケジュールでした.30分が一瞬に感じるほど議論が盛り上がり,これまでやってきた研究スタイルがUSGSでもウケて安心しました.皆さん大変好意的に話を聞いてくれました.
今回の収穫の1つとして,外国人研究者と研究打ち合わせの時に短時間で自己紹介する場合は,自分の研究を紹介するホームページのコピー(写真下)で十分だったことです.日頃から英語でホームページを作成し,研究トピックスと業績リストなどを整理しておくと便利です.
外国人研究者との議論で感じたことは,英会話の能力よりも,研究の要点を抑える視点が大事なこと.たどたどしい英会話でも,相手が面白いと思うサイエンスをこちらがやっていることが伝われば議論は十分に盛り上がる印象です.普段から自分の研究結果を他人が見て分かりやすい図や表を作っておきたいですね.その意識は論文執筆にスムーズに繋がっていくと感じています.
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