2017年がスタートしました,今年もどうぞよろしくお願いします.
2017年は京都への出張からです.明日1/5は京都大学の施設(キャンパスプラザ京都)で,2016年熊本地震に関する研究集会(web)に参加します.
京都は大学院時代を過ごした場所で,私の研究生活の出発点です.その京都での大学院時代に恩師から言われた「5つの教え」が,今でも研究進めていく上で大きな財産となっています.
大学院を修了して10年,新しい年が始まったこの機会に,備忘録代わりとしてここで紹介したいと思います.
- 学術誌に投稿した研究論文は努力賞では受理されないことに留意すること(研究で汗をかいたことが評価されるわけではない).
- 事実と解釈(考え)はきちんと分けて説明すること.
- あなた自身が自分の出したデータの重要性や面白さに気づくこと.
- 論文で,イントロダクション(はじめに,導入部分)を書く際は,その研究を始めた当初の動機と必ずしも一致しないことに留意すること.
- 研究を進める上で,関連する先行研究をきちんとレビューすること(先行研究に敬意を払うこと).